内容説明
現代中国を知るための基礎知識。共産党と社会主義、そして人々と社会の変容をたどる。「共産党の中国」の六〇年間のうち後半の三〇年間に焦点をあて、人々と社会の変化、それと裏表の関係にある共産党と社会主義の変容を描いた。
目次
序 共産党と社会主義は変わった
1 毛沢東の「社会主義」
2 毛沢東時代の中国社会
3 〓(とう)小平の「社会主義」
4 改革・開放時代の中国社会
5 江沢民の「共産党」
6 改革・開放三〇年の現実
7 胡錦涛の「社会主義」
終 共産党と社会主義は中国を救えるか
著者等紹介
荒井利明[アライトシアキ]
1947年石川県生まれ。1971年東京大学教養学部卒業後、読売新聞社に入社。北京、バンコク、ロンドン各特派員、論説委員などを経て、2006年3月に退社。翌4月から滋賀県立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。