感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
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本音と建前の差異はどこにでもあることなので、仕入れ値釣り上げによるピンハネ、意味不明なキャンペーン押し付け、政治力利用の横暴あたりまでは想像できたが、ロスチャージは思いつかなかった。廃棄物が増えれば増える程本部が儲かるという酷い仕組みを作り出した鈴木氏は天才か悪魔か・・・2014/10/30
いのき
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鈴木社長の「売る力 心をつかむ仕事術」の次に読みました。物事には二面性があり、一人勝ちしていると言われるところには必ず闇が存在するということを改めて実感しました。2013/12/17
バナナチョコ
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確かにひどい話だとは思う。実際に説明会も行ったことがあるし… ただ資本主義ってそういうものだとも思う。 このあとセブンイレブンの経営学も読んでみようかな。違う視点で読めるはず2013/09/16
藤堂 新平 No.9
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まさに現代の「蟹工船」げっそり 何が何でもセブンイレブンでは働きたくないですバッド(下向き矢印) まさに大企業本部が儲かる仕組みをつづっています 1「ロスチャージ」という会計原理を無視した計算方法で本部が儲かるようにできています。簡単に言うと、万引きや廃棄ロスを売上原価とまた別に計上することにより利益を増大させて、ロイヤリティを大きくひいて、店にお金が行かないようになっています。 2セブン店側からの意見記事を掲載しようとすると、出版社に圧力をかけて、セブンで売らないように仕向けて、セブンのイメージアッ2009/05/03
yi
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セブンイレブンの裏側を暴くという趣旨の本。セブンイレブン絡みの訴訟の背景理解のため読んでみた。ロスチャージやコンビニ会計問題に切り込んでいる点は評価できるが、全体に情緒的で数字や事実への突っ込みが浅い印象。切り口も散漫。また、あとがきで、「店長が、『見た目の大切さ』につき部下を教育するため、たまたま店で立ち読みをしていただけの不良風の格好をした少年につき、『万引きをした』と警察に引渡した」というエピソードを紹介しているが、こんな話を平気で紹介するあたり、本の質だけでなく筆者の倫理観や品性が疑われる。2011/09/27




