内容説明
ゴーン社長の経営で日産は本当に蘇生するのか。それとも日産復活の足音はルノーに吸収されるための滅びの序曲か。
目次
第1部 ルノーの計略にかかった日産(日産の再建計画‐リバイバル・プランは詭弁―ゴーン社長はやがて日産に“引導”を渡す;ゴーン社長の経営はどこが詭弁なのか―日産を確実に“死に体”にするチーム制の導入)
第2部 日産消滅、トヨタ混迷に突入、ホンダが覇者か(日産ゴーン社長登場の必然―無節操な膨張発展主義と労組への媚で脱輪;トヨタの成功の秘密と混迷へのスタート―銀行から受けたかつての屈辱が教訓となったが…;ホンダ その強さの秘密―自動車業界の覇者も夢ではない;二〇〇X年、その時トヨタは、その時ホンダは?―迷走と覇者への岐れ道)
著者等紹介
佐々木康夫[ササキヤスオ]
1938年生。東京外国語大学国際関係専修科卒、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)入社。生産手配、労働組合、企画調査、法務、海外事業、渉外、広報を経験。トヨタ会館館長兼渉外広報部長、大学教授を経て、三大学の大学院・学部兼任講師を務めるとともに著述に従事。現代企業論、経営組織論、経営管理論、比較文化論を講じる。研究テーマは組織の生成から成長・繁栄・衰亡のメカニズム、組織と個人の関係。組織学会・日本マスコミュニケーション学会・日本広告学会、各会員。トヨタ在職中、同社空手道部総師範部長、空手道五段
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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