「懲りない女」の罪と罰―「懲りない女」の女囚日誌〈PART2〉覚醒剤を克服した!涙と苦悩と笑いの奮戦記

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784817405128
  • NDC分類 916
  • Cコード C0030

内容説明

本書では、パート1ではあまり触れていない覚せい剤の恐さ、また、覚せい剤を使用することによって人間がどのように変わり、どのような行動をとるかなど、著者自身の体験を一つの例として、いかに覚せい剤が人間に害をなす恐しい薬物であるかを執筆。

目次

第1章 再び“塀の中”の生活へ(つい、振り向いてしまった私;食事の次に楽しみな入浴日 ほか)
第2章 慰問と受刑者たちの行事(親や子の姿を重ね涙、涙…;慰問者が帰ってまた受刑生活へ ほか)
第3章 受刑者の数だけ事件がある(美代子との不思議な縁;夜、目をつぶれない女 ほか)
第4章 覚せい剤の恐怖(フラッシュバック現象;私を襲った幻覚作用 ほか)

著者等紹介

横田百合子[ヨコタユリコ]
福岡市に生まれ育ち、地元の高校生時代から不良少年少女グループのリーダー格だった。16、7歳の頃から侠客に憧れ、女だてらに短刀を懐中に忍ばせ、“福岡の伝説的ハンサム組長”の護衛として付きまとい、その世界ですっかりアイドル的な有名人となる。やがて結婚したのも、いわゆるヤクザ者で、覚せい剤を覚え込まされ、「懲りない女たち」の仲間入り。離婚後もシャブのもつ妖しい魔力に憑かれ、その都度覚せい剤取締り法違反で女子刑務所を3度も往復。再婚した夫までも、巻き込んでの覚せい剤不法所持と密売事件を最後に“狂気の世界”と絶縁。現在は、覚せい剤の恐怖と薬害の恐ろしさを実体験者として訴え、撲滅運動に積極的に参加し、執筆・講演活動をつづけている。日本作家クラブ正会員。九州女流文学賞受賞
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