目次
1 野球一筋の「青春」時代
2 栄光の「巨人軍」時代
3 引退・転身の「ミスター」時代
4 プロ野球の「黄金時代」を
5 「日本代表」の強者たち
6 「元気な女性」の時代
7 オヤジを追い越せ―「父子鷹」
8 世界への道の「開拓者」
9 励まし合い、しのぎ合う「兄弟」
10 巨人の「四番打者」として
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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巨人軍永遠の若大将、原辰徳。自身の野球人生を振り返ると同時に、家族、仕えた監督達のこと、他のアスリート達との解説者時代のやりとりまでが一冊にまとめられている。これから監督に就任するタイミングの本なので、まだ視点も表現も若い印象。一番読み応えがあったのは、やはり実父である原貢さんとの関係性。有名な話、父は東海大相模の監督で、息子辰徳はイチ選手。「お前は息子だから、人が一発ならお前は三発殴る」との宣言通り、かなり厳しい三年間だったらしい。それでも父を尊敬していることがよく伝わる。父も一流だったということか。 2025/07/14