目次
第1章 「マルコポーロ」廃刊事件
第2章 「ユダヤ人絶滅計画」は実在したか?
第3章 「ガス室」は実在したか?
第4章 「証言」の問題
第5章 真の悲劇は何だったのか?
第6章 「ホロコースト」の政治学
終章 戦時報道は終わらない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
34
『ナチスドイツは本当にユダヤ人の「絶滅」を目的として「ガス室大量殺人」を行なったのか。ホロコーストの定説に疑問を投げかけ、雑誌「マルコポーロ」廃刊の原因となった、「歴史の操作」を考察した問題作。』と紹介されていました。読んだ限りでは「ガス室大量殺人」はなかった?と納得せざるを得ない論説が書かれています。ただもろもろの反論を読むとそちらも納得できる。100%この著書が正しいのかどうか私には判断出来なかった。情報過多の時代だからこそ、どれが真実でどれが虚偽か自分自身で見極める力が必要だと感じた。2015/11/15
0717
6
その様な議論があるとは知らなかった。著者はナチスがユダヤ人を迫害したのは事実と認めながらも、①ナチスはユダヤ人の絶滅を意図した、②その目的の為「ガス室」で多くの人々を殺害した、という定説には納得がいかないと言う。①についてはそうした指示命令書の類は一切発見されておらず、②については「ガス室」とされる建物はとてもガス殺できる施設ではないそうだ。戦後、ドイツがユダヤ人の絶滅を意図したとする方が都合良いシオニストのグループ、マスコミがあるという。これは何やらの話とも似てますね。ナンキンジケン、イアンフ・・・。2013/09/19
産廃屋
2
これを読んでガス室はなかったとか信じちゃうのは勝手だが、外で絶対に言わないでください。日本人の知性が疑われるから。2015/02/23