内容説明
本書は大学の工学部の低学年で半導体を学ぶ学生および高専の学生を対象に、半導体工学の基礎をわかりやすく記述する。構成としては、第1章から3章まででシリコン半導体物性の基本について記述し、第4章から実際のデバイスに関連した電気特性やデバイスの原理と動作特性について記載しています。
目次
第1章 半導体結晶
第2章 エネルギー帯図
第3章 半導体のキャリヤ
第4章 pn接合とpn接合ダイオード
第5章 金属と半導体の接触
第6章 バイポーラトランジスタ
第7章 MOS電界効果トランジスタ
著者等紹介
清水博文[シミズヒロフミ]
1945(昭和20)年1月11日生。1967(昭和42)年名古屋工業大学金属工学科卒業、1972(昭和47)年東北大学大学院工学研究科博士後期課程金属材料工学専攻終了、1973(昭和48)年日立製作所入社、シリコン(Si)半導体集積回路プロセスにおけるSi基板・絶縁膜形成に関する技術開発に従事。1999(平成11)年日本大学教授となり、工学部電気電子工学科に勤務して1992(平成4)年熊本大学大学院自然科学研究科博士課程単位取得満期退学。、現在に至る。工学博士。専門はSi半導体デバイスプロセス技術、格子欠陥、Si結晶工学
星陽一[ホシヨウイチ]
1951(昭和26)年11月18日生。1974年(昭和49)新潟大学工学部電子工学科卒業、1976(昭和51)年東京工業大学大学院修士課程電気工学専攻終了、同年東京工業大学工学部助手、1984(昭和59)年東京工芸大学工学部講師、1989年(平成元年)同助教授、1999(平成11)年同教授となり、現在に至る。一貫してスパッタ法による薄膜作製技術の開発とその各種薄膜形成への応用に関する研究に従事。工学博士。専門は薄膜工学、電子材料
池田正則[イケダマサノリ]
1960(昭和35)年7月11日生。1983(昭和58)年、日本大学理工学部電子工学科卒業。1985(昭和60)年、日本大学大学院理工学研究科博士前期課程電子工学専攻修了。同年、富士通株式会社入社。半導体集積回路プロセスの開発・製造に従事。1990(平成2)年より、日本大学工学部電気工学科(現電気電子工学科)助手。1995(平成7)年専任講師、2002(平成14)年助教授となり、現在に至る。工学博士。専門はシリコン(Si)表面、半導体材料
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感想・レビュー
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- 和書
- 遠い約束 文春文庫