内容説明
シーケンス制御回路を表現する方法には、ラダー回路図と論理回路図およびこれらを数学的に表現するブール代数、さらにニーモニック言語などがある。本書は、それぞれを関連付けながら、シーケンス制御の基礎を述べたものであり、シーケンス制御を広範囲な見地から理解できるよう配慮している。
目次
第1章 シーケンス制御の基礎(シーケンス制御とは;リレー回路と論理回路 ほか)
第2章 シーケンス制御の基本回路と基礎理論(AND、OR、NOT回路;ブール代数 ほか)
第3章 シーケンス制御の応用回路(一致回路および反一致回路;自己保持回路 ほか)
第4章 プログラマブルコントローラによるシーケンス制御(PCの種類と構成要素;リレー制御とPC制御 ほか)
著者等紹介
中溝高好[ナカミゾタカヨシ]
1934(昭和9)年8月10日生。長崎県大村高等学校を経て、1957(昭和32)年防衛大学校機械工学科卒業。1964(昭和39)年京都大学大学院工学研究科博士課程(航空工学専攻)修了。1974(昭和49)年防衛大学校(機械工学教室)教授。1992~96(平成4~8)年防衛大学校副校長、1996(平成8)年より足利工業大学教授となり、現在に至る。防衛大学校名誉教授。工学博士
永田重幸[ナガタシゲユキ]
1939(昭和14)年1月9日生。兵庫県立芦屋高等学校を経て、1961(昭和36)年大阪大学工学部電気工学科卒業。同年(株)日立製作所入社。1965(昭和40)年大阪大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了。1968(昭和43)年同博士課程単位取得。関西大学工学部助手、大阪大学講師を経て、1976(昭和51)年通産省工業技術院四国工業技術試験所勤務。材料研究室長、熱エネルギ研究室長、機械金属部長、システム技術部長を歴任。1987(昭和62)年福岡県北九州工業試験場場長。1989(平成1)年より徳島文理大学工学部教授。工学博士。電気学会、ロボット学会、精密工学会会員
斎藤誠[サイトウマコト]
1949(昭和24)年7月3日生。1974(昭和49)年足利工業大学機械工学科卒業。1979(昭和54)年に足利工業大学機械工学科助手、1988(昭和63)年同講師、1993(平成5)年から同助教授となり、現在に至る。工学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。