内容説明
公立校を率いて甲子園を目指す13人の指導者。
目次
第1部 頑張れ都立高校!(有馬信夫監督(総合工科)
嶋田雅之監督(日野)
田河清司監督(紅葉川)
宮本秀樹監督(片倉)
森勇二監督(昭和)
田北和暁監督(町田工)公立高校監督座談会「公立の明日を探る」)
第2部 奮闘する全国の公立高校(松本嘉次監督(石巻工(宮城))
深井浩司監督(佐渡(新潟))
川村忠義監督(春江工(福井))
佐藤貴之監督(津軽(北海道)))
第3部 公立伝統校の期待を背負って(大野康哉監督(今治西(愛媛))
藤田明宏監督(県岐阜商(岐阜))
小林徹監督(習志野(千葉)))
著者等紹介
藤井利香[フジイリカ]
高校時代はソフトボール部。日本大学卒業後は商社に勤務ののち、ラグビー月刊誌の編集に転職。5年勤務のあと、フリーライターとして独立。雑誌などで著名人インタビューなどを担当するほか、スポーツでは高校野球、プロ野球、ラグビー、バレーボールなどの取材を長く行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユー
2
「技術の伝道」と等しく大事な「言葉の伝道」。松本監督・深井監督・川村監督が、見事に体現していますね。言葉一つで行動が変わる。高校野球に限らず、実社会でも通用する事柄です。2018/05/22
Yusuke Maruyama
2
公立学校の指導者として、ここ最近の都立勢の躍進は一つの誇りであり希望である。今春のセンバツに21世紀枠で出場する都立小山台高校の存在はまた四月以降の東京都の高校野球を一つ面白くしてくれるはず。ただ、一方で未だに「都立」というハンディを掲げてそこにくじけず頑張る素朴さや潔さのような、日本人好みの「環境にめげずに頑張りました精神」に依存する体質は健在か。田北先生と同じく私立も公立もなく高校野球を競えるようになるのが一つ大きな目標かもしれない。とはいえ、世代交代も目前。置いていかれないようにしなくちゃ(笑)2014/02/22
おね様
1
身近な身近な都立のことが書いてあって面白かった2014/01/24