監督と大学野球 若者が育つということ

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784817203014
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

大学野球に情熱を注ぐ9人の男たちが語る育成論。

目次

第1章 中村壽博監督(日本文理大)―目ざしているのは、ヘタでもなんでも、真剣に鍛える野球部なんです
第2章 榎本保監督(近畿大)―学生がいるから大学がある。選手がおるから、監督がおる
第3章 山本文博監督(道都大)―心の軸ができれば、体の軸も決まる。姿、すなわち心。声、すなわち心
第4章 佐々木正雄監督(横浜商科大)―学生なんだから、未熟なんだから、怒られながら、よくなってほしいんだよ
第5章 大久保哲也監督(九州産業大)―一番嫌いなのは、相手ベンチより自分のベンチばかり気にしてる野球!
第6章 岸雅司監督(創価大)―「目標」は日本一、「目的」は人材育成。それが人間野球なんだ
第7章 林卓史監督(朝日大)―考えて、考えて…苦悩する指揮官。選手たちを、勝たせてやりたい!
第8章 谷口英規監督(上武大)―野球で教えるのは、心の強さです!はっきり言いますね。これしかない
第9章 高橋昭雄監督(東洋大)―監督が「育てた」んじゃなくて、あいつらが悩んで、苦しんで、自分で「育った」んだよ
特別寄稿 学生野球への提言 江藤省三監督(慶應義塾大)―基本の大切さを教えること。それが、指導者の仕事

著者等紹介

安倍昌彦[アベマサヒコ]
1955(昭和30)年生まれ。宮城県出身。スポーツジャーナリスト。早大高等学院(東京)‐早稲田大。大学2年までは捕手としてプレーし、3、4年時は母校・早大高等学院野球部の監督を務める。卒業後はサラリーマンを続けながら、社会人野球・東芝の練習に自主参加、アマチュア野球観戦で全国を飛び回るなど野球勉学に励む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

21
大学野球で活躍する9名の監督のインタビュー。指導者は若者を育てるのではく、育つ手伝いをする。大学生にもなれば本人次第なのだな。「学生がいるから大学がある。選手がいるから、監督がいる」どこの組織に属してもこれ!自分の立ち位置(能力)に気づいた若者は強い。自らの分析し、自分がするべきことは何か。課題が分かれば克服に向かって突き進む。試合になったら想定外のことばかり。社会人になってもそう。「とっさに判断し、行動すること」「いい子にならなくてもいい。人の気持ちがわかる人間になれ」この2つが私の思う人間力。2021/02/13

ヒデミン@もも

10
大学野球の監督。みんな熱いんだろうな。  聞き手の安倍さんが信頼できる方なのでしょう。  「当たり前のことができてない世の中だよ。子供をしつけることから親が逃げる。先生が逃げる。社会全体が逃げている・・・・ ・・・・・   ほめてくれる人、叱ってくれる人、牽制球を投げてくれる人、周りにいろんな人がいないとダメなんだよねぇ」  これが私には一番痛い言葉かな。 2013/05/16

おくりゆう

7
大学野球の監督を取材対象とした珍しい本で、9人の監督の学生野球に対する想いが熱い一冊。野球選手でありながら、学生であり、若者であり、子ども、後輩である選手たちとの向き合い方はプロのそれとは当然違い、だからこその難しさ、苦悩と本当に育っていく若者を見ていく楽しみが伝わってきて楽しかったです。2013/07/22

SU

2
どんな競技でも伸びる選手と落ちる選手の落差が激しいのが大学時代。そんな難しい時期の監督さん達のインタビュー集。褒めて育てた選手は落ちる時のスピードが速いご印象的でした。2013/06/13

トライ

1
大学野球監督、それも若い世代の監督の本。若者は育つものです。2013/04/30

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