内容説明
セリエＡのビッグ３（ユベントス、インテル、ミラン）を急追するラツッオ、フィオレンティーナ、そしてパルマ。イタリア戦線大波乱の口火を切るパルマは、セリエＢに低迷していた１地方のチームだった。この１０年に、イタリアカップ、ＵＥＦＡカップで優勝し、チャンピオンリーグの出場権まで手に入れている。そのパルマに密着、監督・選手・オーナーを通じて、セリエＡの真実に迫る。インテルがロナウドに払った膨大なマネーは正しい投資だったのか、ユベントスが勝ち続けたのはなぜか、監督更迭劇の内幕、ファン、マスコミなど等。われわれが知り得ない多くのことを教えてくれる、イタリアサッカー界の徹底ルポである。
目次
ミスターと呼ばれる男―監督はつらい
アンチェロッティの小さな軍団―チーム編成への葛藤
チームの大改造、危険と飛躍の中で
イタリア戦線異常ありラツィオ、ウディネーゼ、フィオレンティーナの台頭
不動の三強インテル、ユベントス、ミランの内幕
歓喜と失意―２月、戦いの中で
それぞれのファン心理。彼らがチームを語る時
喜こび、そして苦しみ
イタリアにおける監督という御仕事〔ほか〕
