内容説明
組織能力の定義、指標、向上策の具体的事例。全員参加型経営に向けた小集団活動の活性化。実録・トヨタ自動車九州、デミング賞大賞受賞の軌跡。
目次
第1章 TQM活動のまとめ(TQMの全体像;企業にとってのTQM ほか)
第2章 トヨタ自動車九州の紹介(事業の概要;役割の変化とレクサスブランド ほか)
第3章 デミング賞への挑戦(挑戦のきっかけ;推進体制づくり ほか)
第4章 ビジョン経営とTQM活動(ビジョン達成のための経営戦略;TQMの推進 ほか)
著者等紹介
米岡俊郎[ヨネオカトシロウ]
1956年生まれ。1979年、名古屋工業大学生産機械工学科卒。同年トヨタ自動車販売株式会社入社(現トヨタ自動車株式会社)、主に生産技術・製造部門で海外生産車の生産準備、カナダ、タイ、オーストラリア、米国などにて多数の組立工場新設、立上げ業務に従事。2004年よりTMUK(英国製造会社)の車両製造担当副社長。2009年6月、トヨタ自動車九州に転籍、取締役、2014年常務取締役、2017年専務取締役、2019年取締役体制見直しにより取締役車両本部長。この間、宮田工場長、TPS、品質保証、TQM、生産技術、経営企画、環境などを担当。2013年よりデミング賞、デミング賞大賞挑戦を含めTQM活動を指揮。2020年1月退任。同年4月、株式会社P&Qコンサルティング代表、日本品質奨励賞審査委員会委員
中村聡[ナカムラサトシ]
1959年生まれ。1984年、九州工業大学大学院電子工学研究科修了。同年トヨタ自動車工業株式会社入社(現トヨタ自動車株式会社)、電子技術部門エンジンコントロールコンピュータの設計を担当。1992年4月、トヨタ自動車九州に転籍、品質管理を担当後、1998年1月よりレクサスの北米情報収集のため北米駐在。その後、品質保証部次長、塗装部エンジニアリング室長、登装部部長を担当後、2015年1月よりデミング賞、デミング賞大賞挑戦を含めTQM推進室の室長を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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