内容説明
多変量解析は単なる古典ではありません。現象の説明や因果の探索に威力を発揮する多変量解析は、予測に威力を発揮するAI(機械学習など)と車の両輪です。コンピュータのパワーに恵まれ、ソフトウェアが充実した今日こそ、AI(機械学習など)をよりよく使いこなすためにも多変量解析を学ぶ意義がますます高まってきました。そこで本書は、事例を通じた多変量解析の落とし穴とその処方箋を、数理に深入りせず誰でも気楽に読み進められる物語に落とし込みました。全6話からなる分析ストーリーでは多変量解析を知っている人にも楽しめる目からウロコな情報を織り込んでいます。かつてない着眼点から観た、まさに“目からウロコの多変量解析”!
目次
第1話 名脇役の分散分析
第2話 重回帰分析―アイドルはつらいよ
第3話 ロジスティック回帰―七変化
第4話 読者の知らない生存時間分析の世界
第5話 主成分分析と対応分析―蛹の姉妹
第6話 後だしでも人気者の決定分析
付録
著者等紹介
廣野元久[ヒロノモトヒサ]
1984年、株式会社リコー入社。以来、社内の品質マネジメント・信頼性管理の業務、SQCの啓蒙普及に従事、品質本部QM推進室長、NA事業部SF事業センター所長を経て、現在、HC事業本部MI事業センター品質保証・薬事推進室長。東京理科大学工学部経営工学科非常勤講師(1997~1998年)、慶應義塾大学総合政策学部非常勤講師(2000~2004年)。主な専門分野はSQC、信頼性工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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shin_ash
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