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出版社内容情報
本書は、理工学分野での実験データや調査データを有効活用し、実際に結果を導くための確率・統計の基礎と実験データの解析法、さらにその結果を設計に反映させるための考え方・方法についてまとめたものです。
工学分野では、統計的解析結果を設計活動に展開していくことが求められており、製品の働きが実使用時にも十分確保されるように、設計段階で品質を作り込むことを前提とした設計方法が当たり前になっています。そのため、本書では品質工学の解説にもページを割いています。さらに、理解度チェックのための演習問題もあります。
第 I 部 記述統計にもとづく実験結果のデータ処理
第1章 実験の意味と分類
第2章 実験の準備と誤差の理解
第3章 偶然誤差の統計的処理
第4章 相関と回帰
第5章 最小二乗法による関数の当てはめ
第 II 部 統計を理解するための基本概念
第6章 統計の利用と目的
第7章 統計を理解するための確率の基本概念
第8章 記述統計・ベイズ統計および推測統計学
第 III 部 統計の工学的利用
第9章 品質工学とは何か
第10章 ばらつきの数理的解析
第11章 SN 比と感度
第12章 直交表
第13章 パラメータ設計
第 IV 部 統計の科学的利用
第14章 推定・検定
楢原 弘之[ナラハラ ヒロユキ]
宮城 善一[ミヤギ ゼンイチ]
目次
第1部 記述統計にもとづく実験結果のデータ処理(実験の意味と分類;実験の準備と誤差の理解;偶然誤差の統計的処理;相関と回帰;最小二乗法による関数の当てはめ)
第2部 統計を理解するための基本概念(統計の利用と目的;統計を理解するための確率の基本概念;記述統計・ベイズ統計および推測統計学)
第3部 統計の工学的利用(品質工学とは何か;ばらつきの数理的解析;SN比と感度;直交表;パラメータ設計)
第4部 統計の科学的利用(推定・検定)
付表
著者等紹介
楢原弘之[ナラハラヒロユキ]
九州工業大学情報工学部機械情報工学科教授。1987年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了(精密機械工学)。1988年北海道大学工学部精密工学科助手。1995年博士(工学)(北海道大学)。1996年九州工業大学情報工学部機械システム工学科助教授
宮城善一[ミヤギゼンイチ]
明治大学理工学部機械工学科教授。1989年明治大学大学院理工学研究科博士後期課程修了(工学博士)。1991年通商産業省工業技術院計量研究所。1997年米国商務省国立技術研究所(NIST)客員研究員。1999年明治大学理工学部機械工学科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。