内容説明
本書はソフトウェア開発において得られるデータを品質向上やプロセス改善に役立てるために統計手法の実践方法を解説したものです。著者の経験を生かした、実務に即した題材と手法を選択し、理論についても直観的でわかりやすい解説をすることで、実務と理論の乖離が少なくなるように工夫されています。さらに、各章末の演習問題に取り組むことによって、学んだことを自分のものとすることができるようになっています。
目次
序章 なぜソフトウェアメトリクス分析に統計手法が必要か
第1章 データの良否を判定したい―データ標準化
第2章 得られたデータの差異を客観的に検証したい―母平均の差のt検定
第3章 要因の影響力を把握したい―分散分析
第4章 因果関係を解明して予測したい―相関分析・回帰分析
第5章 データ分布の偏りを補正したい―対数変換
著者等紹介
小池利和[コイケトシカズ]
1969年生まれ。1991年横浜国立大学工学部電子情報工学科を卒業。ヤマハ株式会社へ入社、スポーツ用品開発に従事。1998年品質保証部門にてソフトウェア開発プロセス改善に従事。現在、電子楽器部門で製品全般の品質保証業務を担当。社外活動として、一般財団法人日本科学技術連盟ソフトウェア品質委員会(SQiP)運営委員会委員、SQiP研究会委員長などを務めるかたわら、TEF東海魅力品質勉強会および(ソフトウェア品質技術者のための)データ分析勉強会を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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