内容説明
ベクトル、より高度な概念である行列や行列式について、具体例を用いてわかりやすく解説。
目次
1 あさってのベクトル
2 ベクトルの演算作法
3 ベクトルから行列へ
4 一次変換を退治する
5 行列から行列式へ
6 ベクトルと行列の総がらみ
著者等紹介
大村平[オオムラヒトシ]
工学博士。1930年秋田県に生まれる。1953年東京工業大学機械工学科卒業。防衛庁空幕技術部長、航空実験団司令、西部航空方面隊司令官、航空幕僚長を歴任。1987年退官。その後、防衛庁技術研究本部技術顧問、お茶の水女子大学非常勤講師、日本電気株式会社顧問、(社)日本航空宇宙工業会顧問などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Fred
2
線形代数の基礎を学ぶ。とはいえ2次元から3~4次元と次元数が上がってくると読むだけで頭の中にイメージするのは無理。。ちゃんと手を動かしながら体に行列の感覚を染み込ませる必要がありそう。。。サボってはいかんな。2023/09/28
J. Tamura
2
身近な例から、線形代数がどう活用できるのか説明されており、復習のみならずモチベーションの向上に繋がる。特に行列・行列式は独特な運算が多く、頭ごなしに憶えるだけでは明らかに学習が捗らないので、理解を深める上では本書がもってこいである。2019/10/13
トリ
1
分量的に手軽に読めて復習に最適だった。方程式類のまとめページがないので、振り返るとき前ページから探さなければならないのがちょっと面倒だった。 2019/05/06
SK
0
著者の大村氏の書き方が本当に分かりやすい‼️抽象的だった概念が具体的な数式になり、どういった事例に使えるか楽しみながら分かる一冊。2025/03/01