内容説明
統計的品質管理(SQC)と実験計画法(DE)の幅広い疑問に答える虎の巻。
目次
第1部 実験計画法の活用(統計的手法の御利益;統計的手法の活用場面;人の教育)
第2部 実験計画法100問100答(検定と推定、分散分析;要因配置実験;直交表;実験計画法全般;回帰分析;一般線形モデル;その他;数理統計)
著者等紹介
松本哲夫[マツモトテツオ]
ユニチカ(株)。一般財団法人日本科学技術連盟DE‐O部会部会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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jjm
8
もともとは分割実験の1次誤差、2次誤差の勉強が足りないと思い手に取った。QA形式で書かれているので、とても読みやすい。自由度の解説は秀逸で、「(分散分析の)平均平方の期待値におけるσ^2の係数を1にするために割っている数のこと。それぞれの平方和を適切に平均化することで互いを比較することを可能にしている」なかなかこのような実用的な書き方がされているものは見たことがない。(もっと小難しく書かれていて、まあそういうものなんですね、と言う状態になりがち)なお冒頭の分割実験で知りたかった内容は本書では得られなかった2022/11/07