- ホーム
- > 和書
- > 工学
- > 経営工学
- > 品質管理(QC等)標準規格(JIS等)
内容説明
「事実にもとづく管理」という品質マネジメントの原則に立ち、ソフトウェアの品質を向上するためにデータを活用。ソフトウェアの品質メトリクスを分析する具体的な手順を、事例を用いて懇切丁寧に解説している。
目次
第1章 品質データ分析の基本(ソフトウェア品質マネジメントにおける品質データ分析の役割;品質データ分析の基本;主用用語の説明;本書が示す分析事例の位置づけ;まとめ)
第2章 品質状況の把握(工数推移の把握;不具合の可視化による開発終盤の品質管理;レビュープロセスの制御と評価;ソフトウェア開発における品質コスト分析)
第3章 影響要因の把握(レビュー欠陥指摘数にかかわるメカニズムの把握;リリース後品質を予見するメトリクス)
第4章 静的予測モデルの構築(工数見積りの妥当性確認;テスト工程での不具合検出数の予測;欠陥修正が生じやすいモジュールの予測)
第5章 動的予測モデルの構築(レビューの品質向上効果のモデル化;レビュー実績データを用いた品質予測)
第6章 測定方法(欠陥の測定;工数の測定;規模の測定)
著者等紹介
野中誠[ノナカマコト]
1972年生まれ。1995年早稲田大学理工学部工業経営学科を卒業。1999年早稲田大学理工学部経営システム工学科助手。2000年同大学院理工学研究科博士後期課程を退学。2003年東洋大学経営学部経営学科専任講師。2006年同助教授(2007年から准教授に呼称変更)。現在、ソフトウェア品質マネジメントにかかわる研究に従事。日本科学技術連盟ソフトウェア品質委員会(SQiP)運営委員会委員長、日本SPIコンソーシアム(JASPIC)外部理事など
小池利和[コイケトシカズ]
1969年生まれ。1991年横浜国立大学工学部電子情報工学科を卒業。同年ヤマハ株式会社へ入社、スポーツ用品開発に従事。1998年品質保証部門にてソフトウェア開発プロセス改善に従事。現在、電子楽器開発部門で同業務を担当。日本科学技術連盟ソフトウェア品質委員会(SQiP)運営委員会委員など
小室睦[コムロムツミ]
1956年生まれ。1978年東京大学理学部数学科を卒業。1980年同大学大学院理学系研究科修士課程を修了(数学)。1990年スタンフォード大学コンピュータサイエンス学科マスターコースを修了。2011年大阪大学大学院情報科学研究科博士課程を修了。博士(情報科学)。現在、株式会社日立ソリューションズ勤務、全社のプロセス改善活動に従事。日本SPIコンソーシアム(JASPIC)運営副委員長、SEI認定SCAMPI高成熟度リードアプレイザ、CMMI入門インストラクタ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
kuma-kichi
kazuo_kashiwabara
ショウヤ
Tatsuo Eguchi