内容説明
企業の実例に学ぶ教育効果測定の実践事例集。人材育成業務を進めるための代表的理論であるインストラクショナルデザイン、教育効果測定などを援用し、システムアプローチによって研修の設計、開発、評価、そして改善を進めた活動のプロセスを紹介する。
目次
第1章 人材育成や企業内教育を支える理論
第2章 アンケートを用いた教育効果測定と研修改善活動
第3章 教育効果測定を活用した学習の職場転移への試み
第4章 組織風土改革の取組みと教育効果測定
第5章 企業の人材育成の実践プロセスと教育効果測定
第6章 対人能力向上教育と教育効果測定による有効性検証
著者等紹介
堤宇一[ツツミウイチ]
2011年熊本大学大学院社会文化科学研究科教授システム学専攻修了。現職は特定非営利活動法人人材育成マネジメント研究会副理事長。(株)日本能率協会マネジメントセンターにて通信教育講座の開発マネージャーなどを経て、2000年より「教育効果測定」を専門テーマに研究開始。現在、(株)日立総合経営研修所に勤務しながら産業人教育の品質向上を目指し、講演、執筆、コンサルタントとして活動中
木村覚[キムラサトル]
1999年早稲田大学理工学部建築学科卒業。同年(株)大広へ入社。入社時からマーケティング部門に所属し、独自のマーケティングツール開発やクライアントの戦略立案の仕事に従事。2006年に退社。同年、インテグラス(株)設立に参画し、同社取締役就任。企業のマーケティング戦略および人事戦略のコンサルティングを行うだけではなく、自らもリーダーシップ研修、財務研修の講師を行うなど幅広い分野で活躍している
早川勝夫[ハヤカワカツオ]
1981年城西大学薬学部卒業。外資系製薬会社勤務。営業管理職を経て1998年より「営業の見える化」をリードし社長表彰。2002年より人材開発責任者として「教えない教育」などの様々な企業人材育成メソッドを開発し発表。2004年よりHPTによる生産性向上をリードし成功を収める。2010年熊本大学大学院社会文化科学研究科教授システム学専攻修士。現在、同大学院博士後期課程在籍。TDMコンサルティング(株)技術アドバイザー。講演多数
柳美里[ヤナギミサト]
2011年熊本大学大学院社会文化科学研究科教授システム学専攻修了。修士(教授システム学)。1998年(株)日立製作所に入社。研修の企画、開発、運営、評価に従事し、教育効果測定、インストラクショナルデザイン等を援用した研修改善活動を多数実施した。現在、(株)日立総合経営研修所で研修コンテンツの品質管理に専従し、品質管理体制の構築や品質管理ツールの開発を推進している。また、企業内人財育成の質的向上のために、インストラクショナルデザインの研修講師や事例紹介講演を行っている
和田修一[ワダシュウイチ]
1984年横浜市立大学文理学部卒業、同年日立コンピュータコンサルタント(株)(現(株)日立ソリューションズ)入社。社内、国内外販売会社、顧客を対象に情報システム開発技術教育および営業技術教育のインストラクタを務める。その後、教務、教育営業、教育企画、Human Capital Managementを経験し、現在教育部部長、NPO法人スキル標準ユーザ協会理事、教育企画委員会委員長として活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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