内容説明
あらゆる組織が活用する「ISO26000規格」の捉え方・使い方・重点項目・相場観を、日本視点で咀嚼・変換して解説している書。さらに、“ISO規格を超えた”日本の企業、組織の課題&挑戦についての提言&“応援エール”発信の書。日本代表エキスパートを務め、規格起草統合化&実行章キー・ドラフティングメンバーとしての著者の現場経験を基にした、戦略実践的な日本企業&組織向け手引書の提供。
目次
世界の持続的開発への高まりとグローバル標準化への加速―ISO国際機関の“社会的責任”規格化への結びつき
ISO社会的責任規格化は、どのような背景と経緯で始まったか?
「ISO国際規格」起草のためのISO/IEC専門業務指針及びISO諸規則への対応
ISO規格全体像枠組みの捉え方と前提条件及び考慮点
「ISO WG SR第1回ブラジル総会概要」及び「総会エピソード2件」
ISO26000の全体的捉え方、読み方、重点項目と優先課題把握
ISO26000の全章横断的重点項目及び要素の解説、ISO総会議論の背景
ISO26000“FAQ”25質問と回答
ISO26000発効後の各地域、国々の受け止め方、対応、その他動向
ISO規格の積残し及び将来課題〔ほか〕
著者等紹介
深田静夫[フカダシズオ]
三重県亀山市に生まれる。(株)Inter‐Business Network(IBN)代表取締役。「グローバルCSRバンガード(時代先取り)フォーラム」主宰者(連携パートナー:雨宮寛 コーポレートシチズンシップ代表)。コー円卓会議日本委員会顧問:2010年1月~現在に至る。1960年4月安宅産業(株)に入社(在職14年)。1974年10月住友商事(株)に入社(在職20年)。1994年6月オムロン(株)に入社(在職15年)本社理事。2000年4月オムロン東京本社取締役室常勤顧問。2009年6月同取締役室常任顧問を退任。合算米国駐在4回、通算23年。2009年10月15日経済産業省大臣表彰・「ISO26000社会的責任」国際規格策定への貢献と東アジア地域諸国への啓蒙・連携への貢献(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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