内容説明
Rを用いて統計的品質管理(SQC)を実践するシリーズの3作目となる本書は、実験計画法を、できる限りRコマンダーによりメニュー方式で利用する方法を解説している。また、ソフトウェアの適用方法のみならず、それぞれの手法の基になる理論もコンパクトにまとめて説明している。そのため、単なる手順書ではなく、理論を踏まえた上での手法の適用が可能となる。計算はソフトウェアに任せ、得られる出力およびその読み方・解釈の仕方に力点を置いて、丁寧に解説している。本書では、伝統的な手法に加え、最近関心が高まっている応答曲面法も取り上げている。さらに、海外のテキストでは一般的な方法である、回帰分析で利用されている回帰診断の手法を実験計画法で利用することを提案している。
目次
第1章 検定と推定
第2章 分散分析入門―一元配置法
第3章 回帰分析
第4章 二元配置法・多元配置法
第5章 直交表による実験
第6章 混合モデル
第7章 応答曲面法
第8章 パラメータ設計
付録A Rの基本
付録B 記号・関数表
著者等紹介
荒木孝治[アラキタカハル]
関西大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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