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内容説明
改善活動がうまくいかない原因の1つに、改善のステップにおいて潜在的要因を突き止めていないことがあげられる。そこで本書は、改善活動を気づかない問題の見える化(気づく)、潜在的要因の見える化(探す)、有効な対策の見える化(考える)、最適な実用化の見える化(行う)の4ステップに分け、ステップごとに有効な進め方のノウハウを解説する。また、日本のモノづくり企業における小集団活動のお手本とまでいわれるシャープ株式会社のR‐CATS活動が、全世界へのグローバルな活動への広がりと、すべての部門を巻き込んで全社一丸となった活動へ発展した過程、およびその推進のノウハウを“気づく化”、“見える化”という視点から紹介する。
目次
第1部 見える化で改善を展開(見える化を図って改善を進める;気づかない問題の見える化;潜在的要因の見える化;有効な対策の見える化;最適な実用化の見える化)
第2部 全社展開への「気づく化」「見える化」推進事例(小集団活動の全社展開事例;R‐CATS活動の気づく化・見える化推進事例)
付録 テーマ別見える化改善シート
著者等紹介
今里健一郎[イマザトケンイチロウ]
1972年3月、福井大学工学部電気工学科卒業。1972年4月、関西電力株式会社入社、同社TQM推進グループ課長、能力開発センター主席講師を経て退職。2003年7月、ケイ・イマジン設立。現在、ケイ・イマジン代表。関西大学工学部講師、近畿大学農学部講師、財団法人日本科学技術連盟嘱託、財団法人日本規格協会嘱託
高木美作恵[タカギミサエ]
1974年、シャープ株式会社入社。海外事業本部配属。1977年、商品信頼性本部本部長室。1991年、品質部門、CS部門、サービス部門を経て、SHARP CATS活動全社事務局。現在、CS推進本部品質戦略室参事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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