内容説明
本書は、地球環境に大きな負担(負荷)をかけてきた営利本位の経済活動から脱却し、環境負荷の削減と収益を両立させうるマネジメント(環境経営)の原理とシステムについて明らかにしている。環境問題と経営の成立の背景から入り、新しいビジネス分野として位置づけて将来性を把握し、最後に事業体内部の管理システムを理解するという3部構成で、環境経営の理論と手法を興味深く学習できる構成になっている。環境問題の取り組みに関心を持つ経営者や中間管理者、技術者、ビジネスマン、自治体職員、学生、市民のために書かれた環境経営の入門書である。
目次
環境経営とは何か
第1部 環境問題と企業(地球環境問題と企業責任;レイチェル・カーソンの告発 ほか)
第2部 環境とビジネス(環境ビジネスの創造;環境配慮製品(サービス)の市場 ほか)
第3部 環境経営のシステム(環境経営のビジョン、戦略、組織;省エネルギーの方法 ほか)
著者等紹介
足立辰雄[アダチタツオ]
1952年大分県に生まれる。1983年立命館大学大学院経営学研究科博士課程単位取得退学。1988年宮崎産業経営大学経営学部専任講師。2000年京都創成大学経営情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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