内容説明
本書は、経営戦略についてこれから勉強してみたいという、若手から中堅にかけてのビジネスマン、あるいは経済・経営学系の学部に学ぶ大学生を主な読者対象として、経営戦略論の代表的な学説やツールを紹介している。そのため、各章の最後に演習問題をつけて、内容の整理と、それを応用して調査・分析を行いやすい対象を示している。
目次
戦略とは何か?
経営戦略の階層化
わが社の事業は何か?
戦略と企業行動の環境適応
競争の規定要因と経験曲線効果
製品ライフサイクルと顧客の分析
事業展開の仕組み
競争地位の逆転劇
プロセス型戦略論とコア・コンピタンス
新規事業と多角化戦略
事業管理手法の発達
組織は戦略に従う
戦略は組織に従うのか?
著者等紹介
柴田高[シバタタカシ]
1953年生まれ。1976年東京大学工学部精密機械工学科工学士。1978年東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程工学修士。1991年筑波大学大学院経営・政策科学研究科修士課程経営学修士。1995年横浜市立大学大学院経営学研究科博士課程単位取得。1978年~1998年ソニー(株)勤務。現在、東京経済大学経営学部教授
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