内容説明
本書では、諸外国の代表的なリスクマネジメント規格を紹介し、環境マネジメントシステムにリスクマネジメントを取り入れるための具体的なプロセスから、企業の情報公開ツールとしての環境報告書、環境会計について解説している。２１世紀の人類にとっての最大課題である環境問題への対処は、当然企業にとっても最優先課題の１つであり、「戦略的環境マネジメントシステム」を構築しない企業が今後の競争に生き残っていくことは困難と考えられる。
目次
第１章 戦略的環境マネジメント
第２章 環境マネジメントとリスクマネジメント
第３章 戦略的環境マネジメントの進め方
第４章 環境マネジメントシステムにリスクマネジメントを取り込んだ事例
第５章 コミュニケーション・ツールとしての環境報告書と環境会計
著者等紹介
後藤敏彦［ゴトウトシヒコ］
１９４１年愛知県に生まれる。１９６４年東京大学法学部卒業。現在、環境監査研究会代表幹事。環境報告書ネットワーク代表幹事。滋賀県立大学・京都学園大学非常勤講師等
黒沢慎治［クロサワシンジ］
１９３４年大連に生まれる。１９５７年静岡大学工学部工業化学科卒業。特殊法人日本科学技術情報センター入社。１９９４年財団法人日本電気用品試験所にて環境審査登録部署の設立準備。現在、黒沢環境審査事務所所長。ＣＥＡＲ登録環境主任審査員（Ａ０３０１）
西川正義［ニシカワマサヨシ］
１９４６年愛知県に生まれる。１９６９年名古屋工業大学工業化学科卒業。日本電装株式会社入社（現 株式会社デンソー）。１９９８年材料技術部次席部員、安全衛生環境部環境担当次席部員を経て、財団法人日本自動車研究所へ出向。現在、財団法人日本自動車研究所審査登録センター専任審査員。ＣＥＡＲ登録環境主任審査員（Ａ１３８９）
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