内容説明
本書は大学での「情報と社会」科目の教科書。インターネットを代表とする情報技術の発展により、個人の生活から企業の盛衰、国の経済まで広い範囲で急激な変化が進展しており、IT革命とまでいわれている。IT革命が目指している高度情報化社会とはどのようなものなのか、どのように生活や経済が変わるのかを学習して、どのような社会にするべきかを考察する。また、情報セキュリティ、情報倫理、ネチケットなどを理解して、自分が被害者や加害者にならないための具体的な知識を習得して、健全な高度情報化社会の実現には自己責任の認識が重要であることを理解する。学生や社会人が体験する身の回りの動向を重点に取り上げ、「データで説明する」ことを心掛けた。「わたしたちはどう考えるのか」という視点も重視している。また、学生はもっと社会や企業に目を向けるべきだと考え、ITの発展が社会や企業にどう関係しているのか、セキュリティ対策なども個人レベルの問題だけでなく企業でのセキュリティ対策も取り上げた。
目次
第1章 情報化の現状と動向(パソコンとインターネット;携帯電話の普及と発展 ほか)
第2章 IT革命とその影響(情報化社会とIT革命;IT革命と経済 ほか)
第3章 情報化社会の危険(悪徳商法やプライバシー漏洩の危険;ウィルス対策 ほか)
第4章 情報倫理とネチケット(電子メールでの注意;Webページ公開での注意 ほか)
著者等紹介
木暮仁[コグレヒトシ]
1938年東京に生まれる。1962年東京工業大学理工学部機械科卒業。大協石油、コスモ石油、コスモコンピュータセンターを経て、現在、東京経営短期大学経営情報学科教授。技術士(情報工学)、中小企業診断士、システム監査技術者。日本セキュリティ・マネジメント学会(理事)、日本経営システム学会(理事)、日本情報処理学会等に所属
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