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内容説明
本書は、ソフトウェア開発組織の管理者や技術者が、生産性と品質の向上に向けてどのように組織の改善を推進すべきかについて、またソフトウェアプロジェクトの実際の進め方について、大局的な観点に立ちしかも経験に基づいて詳しくそのノウハウを述べており、従来の多くのソフトウェア工学関係書とは違った、深い味わいを感じさせてくれる名著である。
目次
第1部 ソフトウェアプロセス成熟度
第2部 反復可能プロセス
第3部 定義されたプロセス
第4部 管理されたプロセス
第5部 最適化プロセス
付録(ソフトウェアプロセス成熟度の枠組み;ソフトウェアエンジニアリングアセスメントの合意書;ソフトウェアインスペクションの実施)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
23
CMM関連文献で最初に読んだのが本書でした。1994年頃。CMMを始めとするプロセス評価モデルの標準化として、ISO/IEC15504のTRをISO/IEC JTC1 SC7 WG10で審議していた。本書翻訳者の藤野先生が国内の委員会の主査をされていた。優秀な技術者を集め、当時の技術の最高峰であるAdaを使っても、納期が守れない状況に対して、SEIが、日本などのソフトウェア工場的な仕事の仕方を調べて作成したのが成熟度モデル。アメリカのような歴史の浅い国は成熟した日本社会には学ぶものも多いと推測。2020/03/23
kazuo_kashiwabara
1
!おすすめの本!ソフトウェア開発者(特にプロセス改善に関わる人)は必ず読むべき本。 いろいろの方が述べているが「約束の規律」「約束の作成」「約束の階層」という節は、私も感銘を受けた。また、この本を読むとSQAのイメージも変わると思う。2012/04/20