内容説明
近年、公共団体や企業におけるさまざまな意思決定や計画の優先順位付けを行うに際して、単に測定可能な数値のみで決定するのではなく、決定を行う個人やグループのメンバー個々の感覚的判断をも取り込んだより納得の得やすい手法としてAHP(階層分析法)が注目されています。本書は、そのAHPについて説明したものです。
目次
序論
理論編(AHPからANPへ;支配型AHPと一斉法;集団合意形成とAHP ほか)
実際編(グループAHPの人事評価への適用;AHP評価の繰返し修正支援法とその実装システム;感覚情報の定量化による機械システムの信頼性・安全性解析 ほか)