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内容説明
本書では、TQMとシックスシグマを冷静にレビューし、そのエッセンスを導く。そして、それぞれの方法が持つ良さをはっきりさせ、品質管理活動の質を向上させるための考え方・方法を提示する。具体的には、TQMとシックスシグマの比較を行い、その共通点・相違点を抽出する。また、TQMとシックスシグマで用いる品質改善のステップについても比較・考察を行う。さらに、シックスシグマ導入企業の成功事例の紹介や情報社会における統計的手法の活用、品質管理活動のエッセンスの浸透度診断方法を提案する。
目次
第1部 品質管理の全社的推進(TQMの発展;シックスシグマ;TQMとシックスシグマの全社的推進の比較)
第2部 品質改善のすすめ方(品質改善の指針;品質改善に用いる手法とその教育;品質改善からみた日本のTQMとシックスシグマ)
第3部 品質管理の“質”のレベルアップ(シックスシグマのエッセンスとその導入;統計的手法の活用と情報共有;品質管理のエッセンスの浸透度診断方法)
著者等紹介
山田秀[ヤマダシュウ]
1964年生まれ。1993年東京理科大学大学院工学研究科経営工学専攻博士課程修了、博士(工学)。東京理科大学工学部助手。1996年東京都立科学技術大学工学部講師。1999年東京理科大学工学部助教授。2004年筑波大学大学院ビジネス科学研究科助教授
富田誠一郎[トミタセイイチロウ]
1957年生まれ。1977年通商産業省工業技術院計量研究所入所。1984年ホンダエンジニアリング株式会社入社。2001年ASI:American Supplier Institute所属。2002年ASI Japan:(ITEQ International)へ移籍。2003年日本DELPHI入社MBBとしてSix Sigmaの社内展開を行う
片山清志[カタヤマキヨシ]
1955年生まれ。1979年東京工業大学工学部卒業。1986年東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程単位取得退学。(株)日本科学技術研修所入社。JUSE‐QCAS、RAS1、Stat Works、すたっと!Naviなど、各種の統計パッケージやQMSの開発、サポート・企業研修等に従事。数理部部長
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