内容説明
CSR(企業の社会的責任)の重みを示す事件が相次いでいるが、多岐にわたる企業の経営管理の中にCSRをどう位置付け、いかにして経営を強化すればよいのか?世の中には情報があまりにも不足している。本書は、国内外の先例や著者の経験をもとにして、ISO/SR規格の全容を“大胆に”予測し、その全文を掲載した。さらに、ISO/SR規格に基づくSRマネジメントシステムの構築方法を、ステップ別に実践的に解説してある。
目次
第1章 「国際規格」がCSRに役立つ理由―CSRで企業価値を向上させるエッセンスが凝縮(企業の社会的責任(CSR)とは何か
企業にとってCSRがなぜ重要か
CSRの国際規格が役に立つ理由は何か
ただし、形骸化を防ぐことが必要)
第2章 ISO/CSR規格作成はこうして決まった(SR規格の内外での検討状況;ISOにおけるCSR規格化の動向)
第3章 ISO/SR規格を予想するポイント(ISOの決議、勧告をもとにしたSR規格に必要な要素;ISO/SR規格にとって考えられる新しい特長―既存のSR関連規格にないもの)
第4章 ISO/SR規格の全容(著者私案)(SRマネジメントシステム(SMS)―構築、運用の手引き)
第5章 ISO/SR規格私案の使い方(ISO/SR規格私案の利用価値とエッセンス;ISO/SR規格私案の使い方;ISO/SR規格私案に基づく社会的責任マネジメントシステムの構築方法;形骸化を防ぐにはCSRが社会と経営にどう貢献しているかを示す)
著者等紹介
森哲郎[モリテツロウ]
1961年生まれ。現在、(株)KPMG審査登録機構環境審査部主任研究員。1986年から東洋経済新報社で『週刊東洋経済』や『会社四季報』の記者などとして企業経営、国際経済、環境問題、社会貢献、非営利団体問題、などの記事を執筆。1995年、米国・エール大学林学環境学スクール修士課程修了。1996年に、KPMGジャパンに入社。環境規格ISO14001に基づく審査、サスティナビリティ(環境)報告書の検証業務、環境会計、企業の社会的責任(CSR)関連の業務に従事している。2002年には日本規格協会による「CSRに関する海外規格の比較分析調査」に参画
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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