内容説明
折形は、進物、贈り物を包むために生まれたものです。折形は礼法の一つなのです。それゆえに、和紙に向き合う時は手を清め、心を落ち着かせて紙と「正対する」ことが大切です。本書は、折形礼法を生活に取り入れる身近な手引書です。ご活用していただき、驚きと共感を広げて参りたいと思っております。
目次
春(節分炒り豆包み;略式紙幣包み ほか)
夏(菖蒲の花包み;万葉包み“真” ほか)
秋(糸包み;手拭い包み ほか)
冬(残果包み;粉包み(二種) ほか)
著者等紹介
飯田猷子[イイダミチコ]
昭和8年東京都北多摩にある禅宗の古刹に長女として生まれる。折形啓発及びその指導における名門教授、山根折形礼法教室にて折形を学ぶ。教授として北関東支部長を務めた。平成25年独立、折形礼法猷和会会主となる。大日本茶道学会教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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