内容説明
本書は普及著しい“糸鋸盤”を如何に上手に使いこなすかというテクニックを解説した初めての入門技法書。糸鋸盤の由来から木材の知識、機械の特徴や使用上の注意点、挽き方の基礎から応用までを懇切丁寧に図解解説し、後半部では作例の図面を中心に実践向き内容の充実を考慮。技量の発達段階を踏まえて、簡単なものから複雑なものまで、さらに木象嵌の第一歩まで導く作例も紹介。
目次
1 糸鋸と糸鋸盤
2 材料
3 工具(道具)
4 挽き方の基本
5 作品制作
6 木象嵌入門の第一歩
7 これからの糸鋸木工芸
著者等紹介
橋本元宏[ハシモトモトヒロ]
1933年東京に生まれる。電気通信大学卒業。桑沢デザイン研究所卒業。(株)日展、IIDを経て日本コロムビア(株)に入社。工業デザイン、グラフィックデザインを担当。1974年父の死を契機に木象嵌の研究と制作に着手。1978年赤坂村上画廊で第一回木象嵌展開催。2007年10月『糸ノコ木工入門』(学研)で作家紹介される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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