内容説明
本書では、初めての方でもご理解いただけるよう、紐の選び方、紐先の処理の仕方、基本の結び方などを含めた結びの基礎的な技法を、わかりやすく解説。また、楽しみながら作っていただけるよう、夢のあるアクセサリーやインテリア小物、伝統的ないわれのある結びなど、多彩な作品の作り方を紹介。花結び手芸の案内書として、楽しく使ってもらいたい。
目次
第1章 基礎知識(「花結び」の歴史;「花結び手芸」の特徴;結びに入る前に ほか)
第2章 基本の結び(一結び;本結び;淡路結び ほか)
第3章 作り方(厄除け花鈴;四菱結びのペンダントトップ;七五三の被布飾り ほか)
第4章 花結び手芸の世界(オリジナルモチーフの考案;一つのモチーフを応用する;参考作品写真 ほか)
著者等紹介
松田愛子[マツダアイコ]
昭和5年山形県天童市に生まれる。23年ST式編物講師・ミツボシ編物服飾学苑本部講師・S式編物講師をつとめる(ST式・S式は編み機メーカーの名称)。松田編物学苑を開設し、編物の指導に当たる。28年白萩編物技芸学校山形姉妹校を開設し、編物の指導に当たる。29年公認ミツボシ編物服飾学苑副苑長をつとめる。40年ブラザー編物研究会天童支部長をつとめる。41年ブラザー編物研究会山形県副支部長をつとめ、講師養成講座を担当する。編物の洋裁式製図法を考案、各種手芸と共に指導に当たる。42年上京する。44年白萩文化学院世田谷姉妹校を開設。白萩文化学院教師を兼任し、編物・着付け・各種手芸の指導に当たる。53年白萩服飾専門学校伝統工芸院主任教授をつとめ、組紐・着付け・水引・花結びの指導に当たる。54年山形市にて「京くみひも展」を開催。京くみひも山形学院・天童学院を開設し、指導者養成講座を開く。伝統工芸研究会「愛香会」を主宰し、研究活動を開始する。55年山形芸術学園講師をつとめ、組紐・水引・花結びの指導に当たる。結びの伝承技法を次世代に正しく広く伝えたいものと考え、「花結び手芸」を創案する。56年銀座の有楽橋画廊で、創作花結び手芸「むすび絵展」を、「京くみひも展」と共催。57年「ひも結び立体柄出し法」を考案する。58年読売新聞「手作りコーナー」に「結び」の記事を5年間にわたり連載する。59年東京・新宿の渋谷信用金庫大久保通支店にて「花結び手芸作品展」を開催。新しく考案した花結びの技法や意匠を実用新案・商標登録に申請、取得する。産経新聞婦人欄に「水引手芸」・「花結び手芸」の作品について、5年間にわたり連載する。60年産経学園大手町教室で、「花結び手芸」の講習会を開催。産経学園大手町教室講師・よみうり文化センター横浜教室講師をつとめ、「花結び手芸」の指導に当たる。平成7年産経新聞別冊「くらしの百科」に「花結び手芸―指先から生まれる小物たち」の連載を開始。9年医療法人デイケア烏山で、「リハビリのための花結び手芸」の講師をつとめる。12年よみうり文化センター荻窪教室講師をつとめ、「花結び手芸」の指導に当たり、現在に至る
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