目次
染める前に(基礎を学ぼう;木工品の野草染めとは;染めに用いる野草;植物の煮出し方 ほか)
春を彩る(平らな面に単純な図案で―初心者の方へ)
夏を彩る(細長い空間に多色を使って―ロウの扱いに慣れたら)
秋を彩る(染めの技法を組み合わせて―より美しい図案を求めて)
冬を彩る(丸みのある面を染める―公募展への応用まで)
著者等紹介
藤井三枝[フジイミツエ]
大正11年秋田県に生まれる。昭和28年相模女子大学食物学科を卒業。子育てから手が離れた昭和35年頃より染色の道に進む。布染めを尾山清先生に、革染めを望月葉留先生に学ぶ。その後、木を野草で染めることに没頭し、昭和41年藤井染色教室を開く。「家庭画報」、学研の「染色α」などに取り上げられる。昭和59年大賀ハス染めを発表。東京都町田市から受贈の根を郷里の秋田で栽培し、染めに成功。昭和60年よりNHKにて9回にわたりテレビ放映。町田市教育展覧会10回。銀座ラ・ポーラにてチャリティー展10回。平成2年に作品150点を秋田県小坂町の郷土資料館に寄贈。現在、NHK学園大手町ていぱーくスクール、NHK文化センター町田教室、相模女子大学翠葉カルチャーセンターでそれぞれ講師を務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。