内容説明
適切な食べ方は自然療法の基本である。食べることは生命にとって最も大切なことで、それなしで生命体は存在しえない。食べることは、私たちが環境と一体化しているか、また、それゆえに健康か、病気か、について決定する最も重要な単独要因である。クシマクロビオティック実践の書。
目次
第1章 自然療法の段階
第2章 病気の進行
第3章 診断法
第4章 消化器系
第5章 呼吸器系
第6章 循環器とリンパ系
第7章 内分泌系
第8章 神経系
第9章 生殖器系
第10章 顔と頭
第11章 自然な妊娠と出産、育児
著者等紹介
久司道夫[クシミチオ]
1926年、和歌山県に生まれる。東京大学法学部政治学科および同大学院修了。1949年渡米してコロンビア大学大学院で、世界連邦に関する研究を行なう。平和問題は政治機構をこえて、人類を健康と平和な人間性に進化させることが最も大切であるという認識のもとづき、世界各国の環境と食物を検討してマクロビオティックの標準食を編み、それを国際化して教育啓蒙活動を展開してきた。今日まで50数年間、米国、南米、ヨーロッパ、極東と広汎にセミナーや講義を続け多くの支持者を集めてきた。1960年にはボストンにイーストウエスト財団を設立して『イースト・ウエスト・ジャーナル』を発行し、また1980年には久司財団を設立して世界規模の教育活動を開始する。ハーバード大学の研究や、ボストン大学との共同研究などにより、マクロビオティックの効果が評価され、1995年に国連作家賞、1999年には米国国立歴史博物館の「スミソニアン」にクシファミリーコレクションとして代表的な出版物や資料、食品が多数収集されアメリカの歴史資料として永久保存された。また同年、米国国会下院においてその業績が顕彰決議された。英文著作は50点以上、小冊子数十点が5社の米国出版社から刊行され、3~13ヶ国語に翻訳され欧米各国に普及している
高橋道子[タカハシミチコ]
1966年東京生まれ。1992年米国コロラド大学文学部心理学科卒業。1997年東京国際大学大学院社会学研究科修士課程(心理学専攻)修了。英会話学校講師を経て、結婚後、育児に専念。その後、天然酵母と国産小麦のベーグルパンを扱う小さな店を営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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