出版社内容情報
「仏像彫刻を通して仏教の魅力を伝えたい」との思いから、長年にわたり指導を続ける著者の最新技法書です。初心者向けに最も基本的な「地蔵仏頭」から彫りはじめ、本格的な全身像へとステップアップ。QRコード付きで、細かいポイントを動画でチェックできます。
目次
地蔵仏頭と合掌地蔵を彫る
地蔵仏頭(下図;用材ヘマス目(分割線)を描く
下図の全体像写しと首の位置を決める ほか)
合掌地蔵(下図;用材ヘマス目(分割線)を描き、下図を写す
ノコギリとノミで角を落とす荒取り ほか)
台座と光背(図面;加工材と台座5段の重ね方;蓮華座に16等分の分割線を描く ほか)
参考作例:誕生仏
参考作例:不動明王
著者等紹介
岩松拾文[イワマツジュウブン]
仏師。本名:捷次、法名:頼捷。昭和16年、埼玉県春日部市に生まれる。10歳の頃、木彫家の父に彫刻刀を買ってもらい、木彫を始める。23歳で富山県井波町の宮彫り師・岩倉勘宰師に弟子入り。32歳で仏師の錦戸新観師に弟子入り、35歳で独立。誰にでも小仏像が彫れる「小仏彫刻の会」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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