内容説明
日光東照宮の装飾彫刻に始まり、江戸期を中心に寺社建造物の代表的装飾テーマとして数多くの見事な龍が匠たちによって彫刻されてきた。龍神は水を司ることから火災除けや雨乞いの水神として、また漁村では豊漁祈願の海神として庶民に広く信仰され、近年はパワースポットの主役として龍の大ブームを巻き起こして脚光を浴びている。本書は全国の寺社彫刻を撮影する第一人者が、御朱印の授与があり、傑作が拝観できる関東地方の100寺社の龍を厳選して紹介する。写真と寺社の由緒、龍作品解説と共に各寺社の情報、アクセス、周辺地図なども掲載したハンディーなガイドブックである。
目次
東京の寺社20
神奈川の寺社15
千葉の寺社15
埼玉の寺社15
群馬の寺社13
栃木の寺社10
茨城の寺社12
著者等紹介
若林純[ワカバヤシジュン]
1957年、東京生まれ。寺社彫刻写真家、寺社彫刻研究者。日本大学芸術学部写真学科卒業、日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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bvbo
1
町歩きの参考に。龍専門ですごい!2018/09/11
takao
1
生き生きとしている。御朱印がもらえるらしい。 (関連 寺社の装飾彫刻 北海道・東北・北陸編)2017/08/21
榊原 香織
0
手水舎の竜もチェック2020/01/17
Kazuo Ebihara
0
この方、寺社の彫刻撮影をライフワークとし、 訪ねた寺社の数は凡そ1,300。 「寺社の装飾彫刻」シリーズも9冊目。 本書では、関東地区の「龍」の彫刻に絞って、100社を紹介。 寺社の由来から、彫刻の作者についてまで詳しく解説。 こだわりが凄い。 そういえば、前の会社の屋上には、白龍大明神が祀られていました。 私が、訪問した記憶があるのはわずか8社。 熊谷市にある妻沼聖天山歓喜院には行かねば。 2018/03/06