内容説明
原寸型紙を使用した、画期的な能面入門である。6方向からの撮影で、面の表情を細やかに捉えた。彫りの全プロセスと塗りの工程を詳細に撮影し、オールカラーで見やすく編集した。倉林朗ならではの伝統能面の真骨頂。
目次
面打ちに使う道具(彫りに使う道具;面裏を塗る道具;胡粉を塗る道具;胡粉を磨く道具;彩色の道具;作業台;コンパス;砥石;能面の用材、桧)
小面を打つ(木取りから小鼻を出す;粗彫りの完成;小作りから仕上げ;彩色の下作り;彩色の完成)
著者等紹介
倉林朗[クラバヤシアキラ]
昭和35年6月15日生まれ。昭和54年8月長沢氏春氏(無形文化財技術保持者)に師事し、面打ちを始める。昭和60年山梨県中巨摩郡敷島町に能面教室を創設。平成元年山梨県立美術館で能面教室作品展を開く。以後、個展を度々開く。平成19年11月日本食研のCMに小面が出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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