内容説明
柔らかな色彩とぼかし摺りで、四季折々の花を表現し続けてきた著者が、プロならではの「作品づくりのノウハウ」や「道具や技法の工夫」などを、具体的に紹介。ステップアップを目指す木版画愛好家の方のための「創作のヒント」がたくさん詰まった一冊です。美しい新作の数々も多数収録。透明感あふれる色彩のハーモニーをお楽しみ下さい。
目次
口絵 季節の花をうつす
第1章 花の風情を表現するために
第2章 道具・材料と使い方
第3章 作品の生まれるまで
第4章 一つのテーマを深める
第5章 暮らしを彩る木版画
著者等紹介
宮山加代子[ミヤヤマカヨコ]
1955年横浜生まれ。1978年東京教育大学(現筑波大学)教育学部芸術学科絵画専攻卒業。1989~90年アメリカ、ベルギーに遊学。1994年版画工房「うつし」を夫と共同開設(千葉県市川市)。現在、日本美術家連盟会員、千葉市在住。主な展覧会―1990年~2006年CWAJ現代版画展(東京アメリカンクラブ)、9回入選。1991年国際版画小品展、佳作(アメリカ・ニューヨーク)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。