内容説明
豊富な実例と文例、格調高い毛筆文字、具体的な書き方。ロングセラー。著者は長年農林省(農林水産省の前身)に勤務し、21年にわたり、大臣名の賞状など数万枚を揮毫。本書は賞状の書き方の原則、割り付けの原則、賞状の範例(手本)、名入れの要領、細楷の技法、賞状の作例、文例、さらに祝辞、胸章、式次第の書き方にいたるまで、詳しく解説いたしました。
目次
1 賞状の書き方(用具類―その選び方と使い方;姿勢・執筆法・腕法;書くときの要領…書き方のポイント;割りつけの要領;名入れの要領)
2 賞状のための細楷の技法(基本点画の書き方;字形の整え方;ひらがなの書き方)
3 賞状の作例(表彰状・賞状・感謝状・その他)
4 賞状の文例(表彰状・賞状・感謝状・その他)
5 祝辞の書き方(胸章(リボン)の書き方
式次第の書き方
公文書の手引)
著者等紹介
前田篤信[マエダトクシン]
本名義輝。大正14年香川県高松市に生れる。松本芳翠、吉田栖堂先生に師事。昭和22年農林省に入省。統計情報組織を経て、昭和38年農林大臣官房秘書課係長。同48年同課課長補佐。同59年定年。その間、20有余年に亘り、本務のかたわら特命事項として、大臣名の辞令、賞状、祝辞等数万枚を揮毫する。日本賞状技法士協会初代主任教授、書道玄海社常任理事、(財)日本書道美術館参与を歴任、若葉書道会を主宰した。平成2年4月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- アバラット 〈2〉