内容説明
本書では、見にくい拓本による手本ではなく、穏健平明な書風の筆書きで文字を書き、初学者あるいは一般の方々が、日常の書き物の手本として利用できることに配慮した。文字は常用漢字・人名漢字などを主に、漢字の長い歴史の中で書かれ続けてきた美しい文字を手本として、約2800字を掲載した。さらに行書で文字を書くための基本点画・文字の形・文字の並べ方などの基礎知識や実際の書き方例として、慶弔の表書き・都道府県名・近年合併した新市町村名・名字・名前・手紙用語などの実例を掲げて、便利な参考とした。
目次
行書本編
行書の書き方
楷書と行書の違い
基本点画
行書の特徴
部首別
都道府県名
市町村名
名字
男性名前
女性名前
表書き
手紙用語
鑑賞編
著者等紹介
堀内湖洲[ホリウチコシュウ]
1950年、滋賀県大津市に生まれる。墨掌会主催、無所属、展覧会不出品を貫く。かたわら近年は「堀内湖洲フォント」を併設し、堀内正楷書を開発、ネットにて展示販売(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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