内容説明
品格ある楷書のお手本を多数収録し、書き方の基本を丁寧に解説。
目次
第1章 基本レッスン(楷書の基本;漢字の基本;片かなの基本;平がなの基本;漢字かな交じり文の基本)
第2章 書き方の実際(一筆箋の書き方;宛名の書き方;手紙の書き方;芳名帳の書き方;表書きの書き方)
第3章 書き込み式練習帳(都道府県名;主な都市名;主な名字;主な敬称と役職名;主な手紙用語;主な表書き)
著者等紹介
矢島峰月[ヤジマホウゲツ]
書家。昭和23年埼玉県生まれ。東京都文京区在住。昭和39年から本格的に書の道を志し、公募展出品活動に入る。近代詩文書作家協会会員、日本書道芸術院および台東区書道連盟の各審査員を歴任。昭和52年、毎日書道展にて毎日賞を受賞、毎日書道展嘱託作家となる。昭和54年、すべての公募展を辞す。書道研究「蒼溟社」会長、月刊競書雑誌「蒼溟」主幹、東京書学アカデミー理事長、書道研究「龍醒会」講師。公開経営指導協会教育センター「らくらく筆ペんコース」主任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちはや@灯れ松明の火
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今は昔、字の下手な小学生の孫を見かねた祖母曰く「おじいさん、この子に字を教えてやれしねー」、酒が入ると筆が乗ると謳われた祖父応えて曰く「字は読めりゃーいい、あの子の字はまだ読める」、他人事顔で聞いていた孫内心思ふ「上手すぎる人の字って下手くそ並に読みにくくね?」。才能はともかく適当な性格をばっちり受け継いだ孫は、長じてとりあえず読める程度の字を書く大人になりましたとさ。うんあんましめでたくないね。あん時じいさんに酒でも飲ませて教えを乞うておけばよかったと後悔してももう遅いんで地道に練習するしかないよね。 2015/05/21
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- この闇と光 角川文庫