内容説明
本書は、古今の「吉語」を集めて字数ごとに配列し、揮毫の便に供するものです。「吉語」とは、人間の幸福・富・生命の永遠なることを願う言葉です。一字から五字までの漢語の中から、縁起のいい言葉、励ましや自戒の言葉を約三〇〇語句、十二支にちなんだ言葉を約一二〇語句収録。それぞれに、読みと意味を付しました。年賀状づくりや慶事の際の書作品づくりの参考として、著者による書作品を約一三〇点、篆刻印影(印譜)を約三〇点掲載しました。
目次
縁起のいい言葉を書く(贈る言葉;結婚を祝して贈る言葉にふさわしいもの;新築を祝して贈る言葉にふさわしいもの;出産を祝して贈る言葉にふさわしいもの;開業・開店を祝して贈る言葉にふさわしいもの;長寿を祝して贈る言葉にふさわしいもの;入園・入学・就職を祝して贈る言葉にふさわしいもの;受賞を祝して贈る言葉にふさわしいもの)
吉語墨場必携(一字;二字;三字;四字;五字;印)
十二支墨場必携(子;丑;寅;卯;辰;巳;午;未;申;酉;戌;亥)
著者等紹介
矢島峰月[ヤジマホウゲツ]
本名=矢島初世。書家。昭和23年、埼玉県生まれ。幼少の頃より書に親しむ。昭和39年から本格的に書の道を志す。その頃より公募展出品活動に入る。近代詩文書作家協会会員、日本書道美術院・台東区書道連盟の各審査員を歴任。昭和52年、毎日書道展毎日賞を受賞、毎日書道展委嘱作家となる。しかし公募展のあり方に疑問を抱き、昭和54年、全ての公募展を辞す。その後、書の本質を追究すべく学習に専念、現在に至る。書道研究蒼溟社会長、月刊競書雑誌「蒼溟(そうめい)」主幹、東京書学アカデミー理事長、書道研究「龍醒会」講師。公開経営指導協会教育センター「らくらく筆ぺんコース」主任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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