内容説明
本書は、身近かに在る自然の木の枝や竹の根を材料として、楽しく使えるハンコを彫る方法を紹介します。
目次
実技篇(道具と材料;制作プロセス)
作品篇(季節の遊び印;年賀状には干支十二支;ファンからのハガキ;ハンコ旅めぐり;印譜集)
著者等紹介
伊藤睦子[イトウムツコ]
東京生まれ。高校を卒業後、父の跡を継いで印章彫刻師となる。1988年、東京下町に住む女職人による「江戸女職人の会」を結成し、会長に就任する。その後、女職人をアピールするために全国のデパートで、実演販売をしている。また、自然木の遊びの印を考案し、実用新案特許を取得。幅広い年代から支持を得ている
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感想・レビュー
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キジネコ
29
散歩します。 森に行きます。落ち葉を踏み 石を拾い 木々に手のひらをつけて 枝葉の間から 空を見上げ 飛ぶ鳥たちを探し その声に耳を澄ませ 渡る風を味わい ゆく川の水を思い 煩わしい日々のことを忘れます。今日 おらは生きてる。 それだけじゃ不足かい?と誰かの声が聞こえました。それぞれの時間があります。森には森の、鳥には鳥の、人にも人の。小枝を拾って帰り 小さな不細工な印を刻んで見ました。お披露目できる程の出来栄えはありませんが 妙に満足してます。もちっと上手くなったら見ていただきましょうか (o^^o) 2013/11/24
影法師
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これこそ技ですよねぇ2010/11/18