内容説明
シリーズ四冊目は、樹木をテーマに五人の画家の作品と「杉」の競作を収録。画家が日頃描いているモチーフに限定し、森や湖沼、山岳や渓谷など周囲の風景の中の実際の樹木に焦点を当てて、それぞれの画家の特徴のある表現方法を展開した。
目次
沈和年―印象と感動を本格画法で表現(辛夷を描く―春霞;白樺林を描く―錦秋;唐松林を描く ほか)
藤原六間堂―樹木の「物語」を描く(雷に打たれた古木を描く;桜並木を描く;樹根を描く ほか)
久山一枝―巨樹・巨木を描く(駒つなぎの欅を描く;梢に月を描く ほか)
打矢悳―樹木もまた鳥海山の魅力(古ブナを描く―あがりこ大王;駒ヶ岳と青森椴松を描く ほか)
根岸嘉一郎―原風景としての樹木の表現(冬の湯ノ湖を描く;峠の唐松を描く ほか)
競作・杉を描く
現代画家三人による樹木の表現(馬艶;吉見公子;丸山東子)
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