内容説明
世界的アニメの背景を手掛けてきた現役のデザイナーが描くあの空、海、山…初の画集。描法のワンポイントアドバイスも紹介。
目次
空
道
海
野
山
川
樹
家
雪
クロッキー
著者等紹介
増山修[マスヤマオサム]
1974年生まれ。長崎出身。1999年、スタジオジブリ入社。2006年11月、埼玉県川越市にて個展。2009年独立し、株式会社インスパイアードを設立。2010年NHK教育テレビ番組「あなたもアーティスト 誰でも描ける風景スケッチ9つのコツ」講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほじゅどー
7
★★★日本の原風景。水彩画集。「スケッチの際、無限にあるアングルの中から風景を切り取って描くという行為は、たくさんいる雀の中の一羽に目を留めるようなもの。」「自然は、今という時間の中に生きていて、明日のことを心配していません。のびやかに伸びる樹、風になびく草。人でいえば赤ん坊と同じ。そのピュアな姿が私たちの心を打つのかもしれません。」2020/08/15
参謀
4
ジブリ(「千尋」、「ハウル」、「ポニョ」)や「時かけ」で背景を務めていた増山修氏のガッシュ(不透明水彩)で描いた画集。関わっていた作品を聞くともっと緻密な背景画がイメージされますが、ここに掲載されている背景画はラフに近いものが多く、本の装飾もいわゆるも画集というような分厚くデカい本ではなく、薄い絵本のような感じだったので、期待していたのとはだいぶ違いました。一番描き込んでいたのは「ミヨリの森」でしたね。そこはやっぱり山本二三監督ですからねwこの人も長崎出身。あそこはやはり自然に惹かれる人が多いんですかね?2015/11/10
雨巫女
2
長崎の絵があるなあとおもったら、出身長崎だからか。ジブリぽいと思ったら、ジブリ。作品は、好きなタイプなので、応援します。2010/07/01