内容説明
和紙を“切る”“ちぎる”“繊維をほぐしてぼかす”といった技法を駆使してつくり上げる著者独特の和紙はり絵の世界。郷愁を誘う田園風景や、古都の凛としたたたずまいなど、各地に取材した日本の原風景を詩情豊かに描き出します。後半では、四季折々の作品に童謡・唱歌23曲を組み合わせました。懐かしい思い出が、和紙の温もりの中によみがえります。
目次
ふるさとの四季
春
夏
秋
冬
なつかしい歌とともに
著者等紹介
船水善昭[フナミズヨシアキ]
1937年、東京都に生まれる。1961年、多摩美術大学デザイン科卒業。三越本店宣伝部を経て、デザインスタジオ設立に参加。その間はりえによる和紙絵画を制作。個展、グループ展を中心に作品を発表。1964年から1984年まで毎年鎌倉市観光ポスターの原画を制作。1981年より毎年カレンダー「ふるさとの四季」「季節のうた」の原画を制作。1991年、“和紙絵画秀作展”日本和紙絵画大賞受賞、第17回“現代童画会展”現代童画大賞受賞。1996年“韓日美術交流大展”ユンギルジュン賞(銀賞)受賞。1997年“全国観光ポスターコンクール展”銀賞受賞。2001年、NHK正月特別番組“たおやかに心の歌を”挿入画として作品が使用される。現在、現代童画会常任委員・審査員、日本和紙絵画展審査委員、日本通信教育連盟「船水善昭の和紙はり絵講座」講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。