内容説明
房総から信州、奈良、瀬戸内、長崎…、ローカル鉄道の沿線風景にはいつも、その土地の人々の生活が溶け込んでいました。心にひびく水彩スケッチとエッセイで綴る忘れがたい情景の数々。
目次
1 銚子電気鉄道―メルヘンの香りただよう駅舎と電車たち
2 しなの鉄道―春まだ浅い信濃路の旅
3 近鉄橿原線―千年の刻のいきかう古都を歩く
4 JR呉線―光の中の瀬戸内を行く
5 伊予鉄道松山市内線―道後温泉で「坊っちゃん」と出会った
6 京王井の頭線―都会の雑踏と公園のひととき
7 長崎電気軌道―雨と教会の似合う港街