内容説明
花を描くことは常に時間との競争であり、一つの作品を仕上げることは、刻々と移ろいゆく花の命と向き合い、描き留めていくことなのだと実感します。一日でしぼむ花の多いこと、野草の日持ちの悪さ、光に向かって向きを変えてしまうことなど、それまで知らなかった多くのことを花から教わったり、また驚かされたりしました。
目次
第1章 水彩画の手引き(道具・材料について;下絵から彩色まで)
第2章 季節の花を描く(花を整える;春の花を描く;夏の花を描く;秋・冬の花を描く)
第3章 季節の実を描く(実を整える;夏の実を描く;秋の実を描く)
第4章 下絵図案集(バラ;ポピー;椿;草イチゴ;柿;果物)