内容説明
水彩画と庭仕事を長年趣味とし、楽しんできた著者。文豪ヘルマン・ヘッセの生活ぶりにならって、「今日は絵を描く日」「今日は庭仕事の日」と充実した日々を創造してきた。思い出がつまった半世紀に及ぶ水彩画の習作、庭の情景のひとこまひとこま。どれ一つとっても、著者にはかけがえのない心の様相を示すものである。心をキャンバスに写し出す水彩画、一木一草を絵具にたとえた庭の造形、庭仕事は、著者の豊かで美しい心の交響曲である。
目次
第1章 生涯を通じての趣味としての水彩画(心がけていること;空の美しさ ほか)
第2章 今日は絵を描く日(武蔵野の面影を追う;鉛筆淡彩画の手法と手順 ほか)
第3章 今日は庭仕事の日(写真で見る「庭の四季」;春の庭 ほか)
第4章 私の水彩画の四季(私だけの水彩小史;旅の水彩画)